「ダンプねえちゃんとホルモン大王」公式HP

!!期間限定公開!!

藤原章 監督作品

 

「ラッパー慕情」

 

「ヒミコさん」

 

 

 

 

                                    

                               

 

 ★ダンプねえちゃんの100問

   

  ダンプねえちゃんドイツに行く!!

 

『ダンプねえちゃんとホルモン大王』予告編(関西版) 

 

ダンプねえちゃんとホルモン大王・決闘の練習

 

 

         

          

 

これは'70年代東映風の人情コメディと'70年代香港クンフー映画の合体だ!(町山智浩)

『神様の愛い奴』『ラッパー慕情』の藤原章が描く人情活劇ミュージカル。
港町。ダンプねえちゃんは将来の夢もなくぼんやり暮らしてた。家業のラーメン屋も
手伝わないので父からたっぷり怒鳴られる。この小さな町に、世界ケンカ大会の
チャンプがやってきた。ホルモン大王である。男気あふれるホルモン大王に一目
惚れするダンプねえちゃん。しかし粗暴な一面があり、嫌がるダンプねえちゃんを
レイプ。心と肛門を傷つけられたが、人情あふれる医者に助けられる。医者は武道
の達人でもあり、ホルモン大王に復讐するため猛特訓がはじまった…

と、読んでてバカがうつりそうな内容だが、大阪で1ヶ月間、181作品が参加した
インディーズ映画の祭典
“シネドライブ2009”でグランプリを受賞。
前作の『ヒミコさん』で可憐なレディを演じた宮川ひろみが、今度は品性下劣であり
ながら肝の太い女を熱演。
恋人役に井口昇監督作でお馴染みのデモ田中、武道の達人に評論家の切通理作、
ガンコ親父を脚本家の高橋洋が好演。漫画家の花くまゆうさくも幻の柔術を披露する。
音楽は(ピラニア楽団)。主題歌を唄う室田晃が、父である日出男の愛した
ピラニア軍団から名づけた。

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王道の映画の血  ( 富岡邦彦  プラネット+1代表 )

『ダンプねえちゃんとホルモン大王』評  

この作品の希少性はなんと言ってもアフレコによる映画製作です。最近のインディペン
デント作品あるいは自主制作の映画はほとんどがDVで撮影される、あるいは8mmで
撮影されたものでも仕上はDVであるため当然のように「同録」つまりは撮影現場で
同時録音をするのが当然となっています。仕上がった作品はちゃんとリップシンク
(音声と映像が一致)しており、きわめて自然、というか現実に限りなく似ているのです。リアルだな?
そうこいうのあるよね。というわけです。しかしながらかつて映画はそうだったろうか?と考えてみると、
少なくとも映画の面白さは、
現実に似ているということがそれほど重要な要素ではなかったはず。
面白かった頃の70年代の香港映画やあるいはイタリア映画はまずはアフレコが当然の
ように荒っぽかった。平気で口と音声はあっていなかったというものです。
ヴィスコンティやフェリーニさえ堂々とアフレコで撮影しているのです。まさに現実に似て
いない物語を語る場合にこのアフレコは有効ではなかったろうか?
藤原章のこの堂々たるアフレコはまさに現実のリアルなコピーをなぞった上に映画が
フィクションがあるのではなくて、基本的に映画の面白さを追求する「フクションの力」を
信じているからに違いありません。
藤原章がきわめて即興的な映画製作をすることは知られていますが、それはドキュメン
タリータッチの生々しさを狙ってのことではない。どこか地方の風景からあるいはどこか
のドライブ・インで見た人々が藤原章を刺激して、独自の物語のある風景を生み出すの
です。これはかつての映画製作のイマジネーションの根源ではなかったろうかと考えざる
を得ません。『ダンプねえちゃん』は一見、かつての東映プログラムピクチャーに似ている
かのように思えます。それは確かに嘘ではないでしょう。しかし私は、藤原章はあのいかが
わしい誇大妄想家のフェデリコ・フェリーニにさえ似ていると言いたい。真面目な若者が撮る
生真面目なインディペンデント映画とはまったく別の次元に藤原章はいるのです。まずは
その事を自覚してからでないとこの作品の面白さにはたどり着けません。これは決して
いわゆるバカ映画でもパロディ映画でもありません。あなたたちがまだ体験していない
王道の映画の血が巡っている貴重な「娯楽映画」なのです。
私はフェリーニの〜 というように今後、藤原章の〜 とその作品を呼ぶことを奨励します。

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「ダンプねえちゃんとホルモン大王」  監督:藤原章 (2009年/カラー/110分/シネスコサイズ)

■スタッフ■

監督・脚本…………… 藤原 章     音楽……………………ピラニア楽団


キャスト

 ダンプねえちゃん …   宮川ひろみ
ホルモン大王 ………   デモ田中
ケンジ ………………   坂元啓二
ポンコ ………………   徳元直子
 お兄ちゃん …………  酒徳ごうわく
大先生 ………………  切通理作
看護婦 ………………  朝生賀子
ゴリラ人間……………  有馬 顕
  佐藤次郎 ……………   花くまゆうさく
佐藤三夫 ……………   村田卓実
労務者 ………………   渋谷拓生
不幸な兄 ……………   浦島こうじ
不幸な妹 ……………   吉行由実
陳さん ………………   篠崎 誠
お父ちゃん …………   高橋 洋

 

「ダンプねえちゃんとホルモン大王」
DVD発売!!

販売元: (有)アップリンク 

【海外レビュー】

《The Toronto J-Film Pow-Wow.》


NIPPON CONNECTION '10 REVIEW
【 Dump Truck Woman and King of Hormones】


 Chris MaGee

《Sancho.does.Asia》
Revue électronique des cinémas d'asie et d'ailleurs

【Dump Truck Woman】

 

『いのり・エネルギーの映画缶』インタビュー (テレビ埼玉で毎週土曜日23:30〜23:45放映中)

 

 

〜雑誌「TRASH-UP!! vol.6」岡本敦史さん〜

Nippon Connection (NIPPON DIGITAL ) 

[Dump Truck Woman] 


 ドイツ ニッポンコネクション上映決定
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〜 市民レスラーとアジフライ680円 〜
                  

 藤原さんと房総半島へ日帰り旅行に行った時のこと。
平日の昼間、ビールを飲みながら電車に揺られていると、突然藤原さんが
「そこで、市民レスラーがね…」

 と言いだした。 僕は

「市民レスラー?なんだそれ?」

 と思ったが、あまりにも当たり前のように話している藤原さんに聞き返すのも野暮な気がしてそのまま頷いていた。
ビールとピスタチオも進み

「この窓際の小さなテーブルに山と積まれたピスタチオの殻をどうしようか?畑に蒔くと肥料になるかな?」

 と思い始めた頃には、僕もすっかり市民レスラーという言葉が気に入ってしまい

「そしたら市民レスラーがですね…」

 と当たり前のように話していた。これ以上ピスタチオを食べ続けると、少しの揺れでもあの小さなテーブルから
殻がこぼれ落ちてしまう…ということで、山中の駅で電車を降りた。 駅前には、呑み屋兼食堂が一軒と食料品&日用品の店が
一軒あるだけで、あとはただ田園風景が広がっているだけだった。
 ビールを飲みながら(旅先で偽ビールなんか飲みたくない!)あてもなくブラブラ歩いていると、
小さな神社があった。真っ赤な鳥居の横に石が積み上げてあり

「きっと、この石を崩すと長年地中に封じ込められていた魔物達が出てきて大変なことになるだろう。
そんなことしたら、今まで平穏に暮らしてきた村の人達に悪いからやめておこう」


 という、全くどうでもいい話をしたりした。 天気も良く、またブラブラ歩いていると、後ろから1台の軽トラックが近づいて来た。
荷台には、10人くらいの市民レスラーとしか呼びようのない男達が乗っていて、なぜか皆、
大笑いしながら田んぼの中を走り抜けていった。
 さっきまで電車の中で話していた光景が現実のものとなり、思わず藤原さんと顔を見合わせ

「市民レスラー!」

 と叫んでしまった。しばらくすると、さっきの軽トラックが戻ってきた。今度はなぜか荷台の市民レスラー達は
皆下を向き、なにやら落ち込んでいる様子だった。
すると藤原さんが

「きっとダムに行ったけど、住民の反対にあって戻ってきたんだよ…」

 と言った。その瞬間、走り去った軽トラックの荷台から市民レスラー達の笑い声が聞こえてきた。
僕もなんだかくだらなくて笑ってしまった。田んぼを吹き抜ける風が気持ちよかった。

「この感じ、なにかに似ているな?」

 と思ったら、藤原さんの映画を観ている時の、あのくだらない爽快感に似ていると思った。
人生でそう何度もないであろう、至福の時間だ。
 帰りに駅前の、呑み屋兼食堂に寄った。メニューを見た藤原さんは

「アジフライ680円って…」
 
 と絶句した。結局チューハイとシシャモだけにして、電車に乗った。
帰りの電車の中でも藤原さんは

「アジフライ680円って…」

 とつぶやき続けていた。あまりの落ちこみ様に

「きっと定食とは書いてなかったけど、アジフライ定食だったんですよ!」

 とか

「土地柄(千葉の山奥)関アジのフライだったかもしれませんね!」


 と慰めの言葉をかけてみたが、

「もし、一匹680円だったら…」

 と落胆しきっている様子だった。
 缶チューハイも2本目を飲み終えた頃には、アジフライのことはすっかり忘れて、また市民レスラーの話になった。

「ああ良かった。これからは藤原さんの前でアジフライの話はしないようにしよう…」

 と安心した途端に、なぜか眠くなってしまい、ウトウトしながら藤原さんの市民レスラーの話を聞いていた。時折、市民レスラーに混じって

「それで、ウ・ミンサイがね…」


 という言葉が聞こえてきた。

「ウ・ミンサイって誰?何?」

 と思ったが、聞き返すのも野暮な気がして、ただ頷いているうちにウ・ミンサイという語感がなんだか可笑しくて、
笑いながら眠ってしまった。


                     文・内村茂太(カセットテープ販売業)



〜 作品評 〜
なんだか素っ頓狂なキャラクターたちが、 たまらなく愛おしくなってくる。 
これこそ「真っ当な映画」の醍醐味でしょ! (加瀬修一 ライター/中野レコミンツ店員)

 

 

 

 

 

 

お便りはこちらまで  藤原 章 f.doragon2009@gmail.com

 

コピペ用テキストデータ

 

「ダンプねえちゃんとホルモン大王」   関連 一覧  (2009・8/1〜)

クリックすると、記事が読めます!!

【宣伝の動画】

●マイコミジャーナル【インタビュー】
インディーズ映画界の天才が放つ娯楽映画とは? - 映画監督・藤原章 

「Hogaholic」(ホウガホリック) 藤原章インタビュー 

『ヒミコさん』 TV 宣伝 

内村茂太のオールナイトニッポン、公開生放送 

 

 

『ダンプねえちゃんとホルモン大王』予告編(関西版) 

ダンプねえちゃんとホルモン大王・決闘の練習
 

『ヒミコさん』予告編(関西版)
 

『ヒミコさん』予告編(グリース版)
 

 

【 雑 誌 】

関西ぴあ記事 

「日本映画magazine」vol.11 

「映画秘宝.」2月号 

「ビデオSALON」1月号 

「週刊プレイボーイ」  

『SPOTTED701/ VOL.12』 

 

 

 

「月刊シナリオ」 

「日本映画ナビ」  

12/5発売 キネマ旬報、作品紹介

 「映画秘宝1月号」  「ダンプねえちゃんとホルモン大王」特集 

「怖い噂」   “オレの怖い話を聞け!”  

「映画秘宝12月号」  松田優作伝説 文章:藤原章  

TVブロス 200/1  コラム:町山智浩 「まいっちんぐUSA」 

 

【 WEPサイト 】

HogaHolicホウガホリック 宮川ひろみが新作を語るPART-1

HogaHolicホウガホリック 宮川ひろみが新作を語るPART-2

 

 

シネマトピックス・藤原章 ロングインタビュー  

東京ウォーカー  

CINEMA TOPICS ONLINE  

メンズサイゾー  

【 T  V  】

● 『いのり・エネルギーの映画缶』出演  (テレビ埼玉で毎週土曜日23:30〜23:45放映中) 
http://www.youtube.com/watch?v=IiUeF7Jv0o8

出演インタビュー

 

【 これまでに紹介されたサイト 一覧 】

cinematopics.com

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